米国オレゴン州

2022年8月31日、KWBSは弊社戦略パートナーWAVTEQ社と米国オレゴン州経済開発局(Oregon Business Development Department)の日本事務所として「日本からの米国オレゴン州への企業誘致活動」および「日本市場への輸出促進」に向けた受託契約を締結しました。詳細はニュースリリース英語版をご覧ください。また日本語翻訳版は下記からダウンロードいただけます。

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オレゴン州の事業・投資環境

基本情報

面積 248,647平方キロ(全米10位)
州都 セーラム 
人口 4,217,737人(2019年国勢調査、全米27位)
知事 ティナ・コテック(民主党)
主要産業

ハイテク、農業、森林・木材、水産業、環境、観光業

GDP

2,340億ドル(2022年)

輸出

249億7,676万ドル(2020年)

主要製品:電子部品、小麦、電子プロセッサー、化学品等

輸出先国:中国、カナダ、ベトナム、韓国、日本等

輸入

173億6,676万ドル(2020年)

主要製品:製造用機械、自動車、電子部品、化学品等

輸入先国:カナダ、韓国、中国、日本、オランダ等

最低賃金

ポートランド都市圏:$15.45/h、都市部:$14.20、非都市部:$13.20

失業率

4.2%(2022年)



ビジネス・オレゴンは、米国オレゴン州政府の経済開発局(Oregon Business Development Department)の商号です。州内企業のサポートやスタートアップ起業家を育成し、また外国企業を含む州外企業のオレゴンへの投資誘致やサプライチェーンギャップの解消、既存の産業クラスターの成長にフォーカスを当てています。

 

オレゴン州は、北米西海岸に位置し北にワシントン州、南にカリフォルニア州、東にアイダホ州そして南東にネバダ州と接しています。気候は主に地中海性気候、ポートランドの7月の最高平均気温は摂氏27度、12月の最低平均気温は1.6度、大自然に囲まれた美しい街で「住みやすい街」でも頻繁にランクインし、ポートランドの他にはオレゴン大学のあるユージーンや州都セーラムがあります。ポートランドから米国主要都市までの距離は次の通り。

都市名  サンフランシスコ ロサンゼルス ラスベガス  フェニックス ダラス シカゴ アトランタ ニューヨーク
距離 862km 1,330km 1,216km 1,617km 2,624km 2,823km 3,490km 3,925km

 

オレゴン州の交通網:USニュースは、交通インフラでオレゴン州を全米第3位にランキング

【道路網】

  • 州間高速道路インターステイトが3つ、南北を結ぶ5号線と東西を結ぶ84号線が州人口最多の都市ポートランドで交差、また205号線が北上。
  • ポートランドから西部地区主要都市までの所要時間は、サンフランシスコまで10時間30分、ロサンゼルスまで15時間、ソルトレークシティまで12時間、ラスベガスまで16時間30分、フェニックスまで20時間。

【空路】

  • ポートランド国際空港(PDX)を含む6つの商業空港があり、国際線の直行便は285。
  • PDXからの米国内主要都市までの所要時間は、サンフランシスコまで1時間30分、ロサンゼルス/ラスベガス/フェニックス:2時間15分、ダラス:3時間45分、シカゴ:4時間、ニューヨーク:6時間30分

【鉄道輸送】

  • 隣接する州を結ぶ2,396マイルの貨物鉄道が運行。
  • シアトルまで3時間30分、バンクーバーまで8時間。

【海上輸送】

  • ふたつの主要港と3つのコンテナ港があり、特にコロンビア川の河口付近にあるポートランド港は、BNSF鉄道やUnion Pacificが運営する貨物鉄道サービスがターミナル内にある。
  • トヨタ自動車は1971年からポートランド港ターミナルNo.4を輸入拠点として活用。ターミナルNo.4はRO-RO機能を含む7つの船舶バースを持つ敷地面積262エーカー(約105万平米)の施設で、トヨタ車の配送の他、ドライバルク、液体バルクを取り扱う。
  • また、Auto Warehousing CompanyがターミナルNo.6を北米生産車の輸出拠点として活用。ターミナルNo.6は、5つの船舶バースとドック内に車両基地を備えた敷地面積420エーカー(約168万平米)の多目的施設で、自動車、コンテナー、ばら積み貨物を取り扱う。
  • 更に、穀物特にオレゴン州東部やウィラメット川の渓谷で栽培された小麦の輸出は、農場から川へ、そしてポートランド港まで運ばれ、世界に供給されている。

伝統的な林業や農産物、それらの食品加工業やビール・ワインなどの製造に加え、魅力的な生活環境、競争力のあるビジネスコスト、生産性の高い豊富な労働力、地理的な利便性、各種優遇措置及びインセンティブなどからナイキやコロンビア・スポーツウェアなど世界的に有名なアパレルブランドが本社を置き、またオレゴン州はシリコンフォーレストと呼ばれインテル等半導体を中心とする4,200社を超えるハイテク産業が集積し、日本からも食品加工業、ハイテク産業、ロジスティックス等130社以上の日系企業がオレゴン州に進出しています。

詳細は、https://www.oregon.gov/biz をご覧ください。 またご依頼やご質問等ございましたら、お気軽にこちらまでお問い合わせください。